ダイソー釣具に接して想うこと（2021/10/30）

妻と娘が近所のダイソーに行くっていうから、最近釣具業界にケンカ売ってるダイソー釣具が近所でも売られているのか気になり、私もお供することにした。

あった！あった！売り場は柱１本分の面積と、思いのほか狭かったが、あるにはあった！

オ～！これはすばらしい！

普段ダイソーのことを、「安いものを安く売ってる店」と認識していたが、このバイブレーションを見てちょっと見直した！

メタル系（ダイソーのは亜鉛合金）の特質上、数倍高価な他社製品との品質の差が出にくいとはいえ、設計開発・製造・梱包・輸送等のコストを素人なりに想像するに、かなり割安に思えた。

小さなメーカの現在のルアー価格が妥当であると仮定すると、「大手はもっともっと安価にできるはずでは？」とつい思ってしまう。なぜならダイソーにはココまでできているからだ。ダイソー程でないにしても少しは老舗大手メーカの意地を見せて欲しい。

さらに、大手が恥ずかしげもなく小さなメーカのルアー形状やコンセプトそっくりなルアーをリリースする風潮も目に余る。何とかなりませんかね（小さいメーカを潰す気なのでしょうか）。

そんなことするぐらいなら、釣り人が世間の敵になる前に、高価だけど海洋プラや鉛に関する環境問題に配慮した製品にどんどん入れ替えるなどして、業界全体をリードするぐらいしたらどうかと思う今日この頃。私はそんな商品を待っているのにな～

本記事のテーマからどんどん脱線してしまったが、「転売ヤーによる釣具買占め問題」を含め、一般の釣り好きな消費者が欲しいものを適正価格で入手（等価交換）できない時代がやってきたようで、ちょっと悲しい。